舞台となる年代は『ロックマン』から100年後、20XX年~21XX年となる。ライト博士が研究未完成のため数十年前に封印したロボット、エックスが主人公。
人間に近い思考回路を持つロボット、レプリロイドが、人間と平等に共存する世界。そんな世界で、人間が犯罪を犯すのと同じように、レプリロイドやメカニロイドの中にも犯罪を犯す存在、イレギュラーが現れ始めていた。
それを速やかに解決、イレギュラーを処分する特殊機関がイレギュラーハンターである。ケイン博士の手によりエックスは封印から目覚め、暴走するイレギュラーを排除すべくイレギュラーハンターに所属する。そしてエックスは先輩であり親友でもある特A級ハンター・ゼロと共に日夜イレギュラーの排除に務めていた。
主人公を中心に、シリーズに頻出するキャラクターを記す。ここに記載されていないキャラクターについては、各作品でのキャラクターの項を参照。また、大多数の作品に登場するキャラクターについては、登場作品の記述を省略する。
なお、海外で発売されている作品については、国内版と名前が違う場合がある。
レプリロイド
エックス(X) / ロックマン エックス(Rockman X)
本シリーズの主人公。『イレギュラーハンターX』での回想シーンによると、「X」とは「無限の可能性」あるいは「危険」を意味している。
ゼロ(ZERO)
エックスのよき理解者であり、戦友であり、先輩であり、無二の親友であり、そして戦うことを定められた最大のライバルである。
アクセル(AXL)
登場作品:X7、X8、COMMAND MISSION
声優:高山みなみ
製作者不明の、新世代型レプリロイドのプロトタイプ。様々な銃の扱いに長け、また、相手の外見も性能もコピーする特殊能力『Aトランス』を備えている。その他、ローリングやホバリングといった固有のアクションを習得しており、戦闘型としての素養は高い。
初登場作品であるX7では、レッド率いるレッドアラートで彼の右腕として積極的に活動していた。しかし後の組織やレッド自身の変化に気づき、この原因究明と解決のため、イレギュラーハンターとして名高いエックスやゼロを頼ろうと同組織を脱走する。結果その行為がイレギュラーハンターとレッドアラートの衝突を引き起こすきっかけとなってしまい、彼自身も責任を感じると共に、本来の目的を果たすため、イレギュラーハンターとして活動し戦いに赴く。以後はイレギュラーハンター本部に身を置き、ハンターとして活動している。
生まれてからレッドに拾われるまでの記憶を失っており、出生についても不明である。普段は表には出さないものの、彼自身は自分の出生について気になっており、COMMAND MISSIONでは独自に調べる様子も見られた。
性格は純粋で、はつらつとしている。行動パターンもやや幼く無鉄砲なところがあるため、当初は生真面目であるエックスと衝突が絶えなかった。また、精神年齢が近いのか、パレットとは仲が良いらしく、彼女に名を呼ばれる時は余計な気遣いはない。
イレギュラーに対しては完全なる悪と割り切っており、残虐な面を見せることもある。レッドアラートでの活動の影響か、イレギュラーハントという行為にも抵抗はない様子である。この戦いに対するシンプルな姿勢や考えは、時に戦う事に迷うエックスを後押しする結果に繋がることもある。
エイリア(Alia)
登場作品:X5、X6、X7、X8
声優:笠原留美(X6~)
現場での状況を分析し、イレギュラーハンターをサポートする女性ナビゲーター。イレギュラーハンター総監であるシグナスまでも含めて彼女に信頼を置くものは多い。
元々はレプリロイド工学の研究員だったが、その幅広い知識を買われ、いかなる経緯からかイレギュラーハンター本部勤めのオペレーターとして引き抜かれる。サポートはルート解析からボス戦まで幅広く行うことが出来る万能型である。プログラム解析においても高い能力を備えており、大破したエックスのパワーアップパーツを不完全ながらも修復する程の技量を持つ。なお、X6で登場するゲイトとは当時の研究仲間である。
当初はクールかつ物事に何も感動しないリアリストな一面があったが、登場作品を重ねるごとに皆を気遣うお姉さん的な一面が顕著になり、その様子は見られなくなった。
X8ではアーマーを新調し、髪を下ろして可愛くイメージチェンジが成されている一方、ゲームのプレイヤーキャラとして戦闘への参加も果たしている。
シグマ(Σ)
声優:麦人(X4~)
Dr.ケインの最高傑作とも評価される、高い戦闘能力と優秀な頭脳、そして多くのレプリロイドを引きつける高いカリスマ性を持つレプリロイド。かつてはイレギュラーハンター第17精鋭部隊の隊長であり、エックスとゼロ(当時)の上司でもあった。ハンターとして信頼の置かれる存在であったが、X1での反乱を機として、その後レプリロイドのための世界を創造する為に世界征服を企んでいる。
その正体は、シグマウイルスという悪性のコンピュータウイルス。
シリーズの殆どの作品にてラスボスを担っている。その姿形、武器、大きさ、舞台なども作品ごとに変わっており、統一性がない。主に第二形態まで存在し、第一形態は人型、第二形態は大型化する傾向にある。
エックスに対しては、成長の可能性こそ感じていたものの、当初は自分の脅威にとはならないと考えていた。しかし以後幾度も対峙し計画を阻まれたことにより、段々と憎しみにも似た執着心を抱くようになる一方、レプリロイドとしての能力に一目置くようになる。ゼロに対しては、後述する事件の因縁もあってか、元々高い能力を持つレプリロイドという認識があったようである。また独自にその過去を調べる、計画のために利用しようと画策するなど、エックスよりも執着の程が露骨に表されている。
X4では、まだ彼がイレギュラーハンターであった時に発生、対応した、謎の紅いイレギュラー(ゼロ)によるハンター惨殺事件について描かれている。最初は優勢を保っていたものの、段々と相手の戦闘能力に翻弄されてしまい、その後結果としては辛くも勝利を収めたものの、破壊寸前に追い詰められることとなった。一部では、この戦いによってゼロの持つウイルスに感染しイレギュラー化し、それがX1での反乱の原因ともなったのではないかと推察する説があるが、作中では明言されていない。
イレギュラーハンターXにおいては、本シリーズ作品上での描写や設定と比較して、その背景が若干変わっている。戦いの目的はエックスの「レプリロイドの可能性」を知るため、「レプリロイドの未来を賭けた戦い」となっている。また、原作では特に設定のなかった目の周りの傷が、エックスの攻撃によって付けられたものとなっている。
VAVA(ヴァヴァ)
登場作品:X、サイバーミッション、X3、X8、イレギュラーハンターX
声優:麦人(X8)、下崎紘史(イレギュラーハンターX)
元第17精鋭部隊所属のイレギュラーハンターであり、エックスの同僚。高い戦闘能力を持っており、土木作業用の道具であったライドアーマーを初めて兵器として利用したレプリロイド。優秀であるが、電子頭脳回路に異常があり、イレギュラー以上の残忍さを持っている。その影響で、日々の任務でも本来は被害を最小限にしなければならないにも関わらず、常に周囲の被害が付きまとっており、むしろ被害を大きくすることもあった。当の本人はいずれかそのことを全く省みなくなり、その為イレギュラー認定こそされなかったものの、部隊で拘束処分を受けていた。
名称の由来は、映画「マッドマックス」のババ・ザネッティであると、生みの親である稲船敬二が「ロックマン20周年記念イベント」で発言している。海外名は「Vile(ヴァイル)」。デザインの元ネタは言うまでもなく、スターウォーズシリーズのボバ・フェット。
性格について、直向きな執念と強烈な破壊的思考が露骨に描写されている。その活動も単体でのものを好んでおり、時に誰かの命令に従うことはあれど、それはエックスないしレプリロイドを破壊したいがためにその立場を利用しているに過ぎない様である。そんな自負心から他者を卑下することも多い彼だが、シグマやゼロなど、特定のレプリロイドに対してはその実力を認める様子も伺える。
X1では、上司であるシグマの計画に乗り、破壊行為をするようになる。ライドアーマーとの連携を得意とし、OPステージではエックスを撃破寸前に追い詰めるもゼロの攻撃によって失敗に終わる。その後今一度現れ、ゼロを捕獲し、エックスをまたも撃破寸前まで追い詰めたが、ゼロの捨て身の自爆によりライドアーマーを破壊され、そして潜在するパワーを覚醒させたエックスによって倒される。
X3では、Dr.ドップラーの手により「VAVA MK-II」として蘇り、新たなる兵装とライドアーマーを備え、復讐のために再びエックスの前に立ちはだかるものの、結果はまたしてもエックスに敗れることとなった。
X8では「VAVA V(ペンテ)」と名を改めて再三復活する。再びシグマの下に就き、ヤコブ管理官ルミネを連れ去る一方、未だ果たされない復讐のためにエックスたちに立ちはだかる。
サイバーミッションではオープニングボスとして登場するが、データ上の存在のため、明確な意思はない。
X1のリメイクでもあるイレギュラーハンターXではX、ZEROに続き主人公の一人として登場。イレギュラーとして拘束されていたところをシグマに解放され、仲間として勧誘される。しかし自分より立場の低いエックスに興味を示すシグマに疑問と不快感を抱き、逆に自分がレプリロイドを変えうるジョーカー(名前のもう1つの由来とされる)たる存在になろうと考え、エックスとゼロを敵と見なして戦いを挑む。だがその後二人によって撃破されることで、彼自身が今まで何のために戦っていたのかの本当の気持ちを悟ることになる。なお、このVAVAが主役のストーリーはイレギュラハンターXでのみ語られており、「未来を変えうるレプリロイドは自分である」ことを証明するために戦うVAVAの姿勢は他では決して見られないものである。
科学者
Dr.ケイン(Dr.Cain)
登場作品:X2、X3、サイバーミッション、イレギュラーハンターX
声優:宮澤正(イレギュラーハンターX)
エックスを発見し覚醒させた人物であり、またエックスをモデルにDr.ライトとDr.ワイリー以外で初めてレプリロイドを造った偉人。
ライト博士の死去後、人間型思考回路を持つロボットのノウハウは失われたが、ある日ケイン博士は、ライト博士の研究所跡と思われる遺跡で彼の遺作『ロックマン エックス』を発見、そのロボットより人間に近いエックスを見て解析を試みるが、彼の技術を持ってしてもブラックボックス(解析不能の部分)ばかりで殆ど解析することは出来なかった。しかし、その中で一部解析できたデータを元に、独自の技術を加えてレプリロイドを完成させ、レプリロイド工学の第一人者となったのである。その後イレギュラーハンターを組織し、精神的指導者としてエックス、ゼロ達によくアドバイスをする。また、ライドチェイサーのチェバルやアディオンの設計者でもある。自分達より遥か昔にこれ程のテクノロジーを持っていたエックスの製作者Dr.ライトには驚きと尊敬の念を持つ。
本格的レプリロイドの第1号であるシグマの生みの親でもある。故に、自らの息子同然であったシグマの暴走には、心を痛めている。
イレギュラーハンターXのOVA「THE DAY OF Σ」では、生命維持装置を装着している衰弱した老人であり、最終的にはシグマの反乱の被害にあって死亡したかのように描かれている。
Dr.ライト(Dr.Right)
声優:佐々山洋一(X8)、麻生智久(イレギュラーハンターX)
ロボット工学の父とよばれる伝説的な科学者であり、エックスの開発者である。ロックマンを作った人物でもあり、エックスはその発展・進化型として開発されたと考えられる。その技術は百年後の世界でも解析不能なこと、それだけの科学力を持ちながら自らの力に溺れることなくその生涯を終えたことからも、彼がいかに偉人であったかが伺える。エックスのパワーアップパーツの製作者でもあり、エックスが戦いに身を投じる時はアーマーパーツを与え彼のサポートを行う。
およそ100年前に亡くなったはずであるが、Xの時代の情勢を把握しているため、カプセルを通じてネットワーク上でプログラムとして生きていると推測されている。カプセル内でも本人の意識はあるらしく、例えばゼロでカプセルに赴いた場合、エックスではない事を把握して会話をしている。しかしながら、エックスには一方的にメッセージを与える描写のみであり、まともな会話は一度も無い。
Dr.ワイリー(Dr.Wily)
登場作品:X4、X5
声優:青野武(X4、X6)
ロボット工学における奇才の持ち主であり、かつて数多くの戦闘用ロボットを生み出し世界を恐怖に陥れたマッドサイエンティスト。
同シリーズのストーリー上では、主にゼロの夢の中などでシルエットの姿で登場する。顔がはっきりと表されたことはなく、またその人物がロックマンシリーズのワイリーと同一人物という明確な情報はないが、現状ではその関連性を殆ど疑われていない。
ゼロを製作した人物と推察されている。他シリーズを含めてゼロの製作者だとは明確に述べられたことはないが、作品の所々で彼がゼロを製作し生み出したと思われる事柄(同シリーズ内では、X2でシグマが最後に言ったセリフ「最後のワイ・・ナン・・ズ(ワイリーナンバーズ)の」、X4でのゼロの夢、X5でのゼロのフラッシュバックetc)が描写されている。また、X2に登場するカウンターハンターのサーゲスは何らかの関連性を持っていると目されている。
グループ
レプリロイド(Repliroid)(シリーズ全般)
人間的思考回路を持つロボットの総称で、自ら考え物事を処理する事が出来る。人間的思考回路を持たず、命令されたプログラム通りに動くロボットは、メカニロイドと呼ばれ区別されている。初めてレプリロイドを制作した人物はケイン博士であるが、100年以上も前にトーマス・ライトとアルバート・W・ワイリーの2人によって、その原型ともいえる人間的思考回路をもつロボットが開発されている。なおライト、ワイリーの両博士の没後、空白の100年があり、ケイン博士がレプリロイドを開発するまで、そのノウハウが失われていた事から、人間的思考回路は門外不出の技術であった様である(実際、ライト博士はエックスの封印されていたカプセルの警告文にて『私の技術を100%理解してくれる者は居なかった』と語っている)。
名称の由来は「Replica」(複製)+「Android」(人間型ロボット)。海外版ではreploidである。
イレギュラー(Irregular)(シリーズ全般)
電子頭脳に支障を来たし、人間や他のレプリロイドに危害を加えるようになったレプリロイド、メカニロイド類の総称で、所謂犯罪者的な存在。政府やイレギュラーハンターによって認定され、イレギュラー認定されたレプリロイドは、イレギュラーハンターによって破壊・処理される。ただし、全てのイレギュラーが破壊される訳ではなく、ゼロやキバトドスのように、イレギュラーと扱われていたものが、社会復帰するケースも存在する。また、作品中でもシグマが「単に人間の言いなりにならないレプリロイドの事」と指摘するなど、イレギュラーの概念には曖昧な部分も多い。イレギュラーハンターXにてゼロが『思考回路が高性能になりすぎた事』がイレギュラー化の原因であると語っている為、人間的思考回路に潜む未知のバグがイレギュラー化の原因とも考えられる。
原因は電子頭脳の故障から思考プログラムのバグなど様々だが、ウイルスによる外因的な事例も多発している。このような技術的な支障の他にも、人間と同じ思考回路を持っているがゆえに、人間同様、自らの意思で(人間の命令無しに)犯罪に手を染めるレプリロイドも存在する。こうしたレプリロイドもイレギュラーと認定され、破壊される。
同シリーズのボスキャラは、イレギュラーハンターの公式記録上では、全てイレギュラーとして処理されている。なお、海外版ではmaverick(マーヴェリック、異端者や一匹狼、無所属の政治家を意味する英単語)である。
イレギュラーハンター(Irregular Hunter)(シリーズ全般)
ケイン博士が創立した治安維持組織で、人間に危害を加えるイレギュラーを破壊するための、レプリロイドの警察のような存在。ハンターたちはA級、B級、C級と全体の0.01%に当たる特A級の4段階にランク付けされている(一時期はS級という単位も存在した。A級以上を示すが、特A級との違いは不明)。エックスとゼロ達が所属しており、以前はシグマも所属していた。
政府同様、イレギュラー認定権を保持しているなど、全レプリロイドに対する強大な権限を持っている。しかし、「シグマの反乱」を始めとする「イレギュラーハンターのイレギュラー化」という事態も起こっており、イレギュラー認定の曖昧さとも合わせて、イレギュラーハンターに不信感をもつレプリロイドも少なからず存在する。
シリーズ途中までは、(少なくとも)0~17の18部隊が存在していた。18あるハンター部隊の内、現在確認されている部隊と指揮官は下記の通り。ゲーム中に破壊された者は[処理]と併記する。
第0特殊部隊(忍び部隊) 〔隊長:ゼロ、副隊長:エクスプローズ・ホーネック[処理]〕
第4陸上部隊 〔隊長:バーニン・ナウマンダー[処理]〕
第6艦隊 〔隊長:不明、副隊長:ホイール・アリゲイツ[処理]〕
第7空挺部隊 〔隊長:ストーム・イーグリード[処理]〕
第8機甲部隊 〔隊長:アーマー・アルマージ[処理]〕
第9特殊部隊(レンジャー部隊) 〔隊長:不明、副隊長:スティング・カメリーオ(イレギュラーハンターX)[処理]〕
第13極地部隊 〔隊長:不明だがアイシー・ペンギーゴによって破壊された(X1)〕
第14特殊部隊 〔隊長:マグマード・ドラグーン[処理]〕
第17精鋭部隊 〔隊長:シグマ[イレギュラー化]→エックス〕
しかし度重なる戦いの中、各部隊は壊滅して行き、部隊制は機能しない事態となってしまう。その後は総監のシグナスを筆頭に、各ハンターたちに直接指示をする形式を取っている。
カウンターハンター(Counter Hunter)(X2)
アジール、サーゲス、バイオレンの3体によって構成されている組織。“カウンターハンター”とは、“イレギュラーハンターを抹殺する者”と言う意味で、その名の通りイレギュラーハンターの破壊を目的に活動しており、半月の間に100体以上もの優秀なハンターを秘密裏に葬り去ってきた。その最終目的はエックスに破壊されたシグマの復活であり、目的の障害であるエックスに、奪ったゼロのパーツを賭けて挑戦を申し込む。海外版では、「Xハンター」と呼称される。
シャドウハンター(Shadow Hunter)(サイバーミッション)
ギーメル、ザインの2体が所属している組織。自分専用の武器を持ち、それを自在に扱う訓練を受けた特殊戦闘型レプリロイドで構成される。「迷宮入りとなった事件はシャドウハンターが関わっている」と言われているが、詳細は不明。シグマの下でテクノと共に働き、事件解決に奔走するエックスとゼロの妨害をした。
ナイトメアポリス(Nightmare Police)(X3)
世界中の優れたロボット達を参考にドップラー博士が開発した、ドッペルタウンの警備用レプリロイド。ヴァジュリーラFF、マンダレーラBBの2体によって構成されている。
レプリフォース(Repliforce)(ソウルイレイザー、X4、X5)
大規模な災害時に素早い対応を行なうべく設立された、レプリロイドのみで構成された軍隊。陸・海・空・宇宙の4つの軍を中心に様々な部隊を持つ、巨大な規模を誇る。イレギュラーハンターと足並みを揃えて世の治安維持に努め、研修生を交換し合っていたりもした。
しかし、『X4』にて、シグマの策略により、スカイラグーン落下事件の濡れ衣を着せられてしまう。結果イレギュラーハンターはレプリフォース全体をイレギュラー判定し、誇りを傷つけられたレプリフォースはそれを拒絶。生じた亀裂は内在していたイレギュラーハンターへの不信感(イレギュラーハンターの項を参照)などから修復不可能までに広がり、Xシリーズのストーリーにおいて後世まで語り継がれる戦い「レプリフォース大戦」が開戦してしまう事になる。(X4での出来事)
互いに甚大な被害と悲劇をもたらして大戦は終結したが、カーネルなどの名将や、最高司令官であるジェネラルを失った事により組織は著しく縮小・弱体化し、『X5』ではシグマウイルスの大量発生の影響で更なる壊滅的被害を受けた。『X6』以後の作品でも名前だけは登場することから、存在自体は続いていることが伺える。
ナイトメア調査員(X6)
アイゾックがナイトメアウイルス及び現象を調べるために組織した8体のレプリロイド達。しかしアイゾック自身もゲイトの腹心であり、調査員達の実態はウイルスを撒き散らしナイトメア現象を引き起こす実行犯だった。
レッドアラート(Red Alert)(X7)
アクセルが所属していた自警集団。レッドを筆頭に、名うてのバウンティハンターで構成された非合法組織で、独自の判断でイレギュラーを処分していた。エックスが現役引退し、イレギュラーハンターが弱体化した頃から台頭し始める。一応レッドがリーダー的存在であるが、基本的に上下関係はない。一部元犯罪者がいるなど、非合法でこそあるが、その実力と功績は確かだったため、社会的にはある程度認められていた。
リベリオン(Liberion)(COMMAND MISSION)
連邦政府からギガンティス島の独立を勝ち取るために結成・武装蜂起した、イプシロンを総帥とする反乱組織。メンバーはフォースメタル研究によって造られた(もしくは改造された)レプリロイド達で構成されている。
新世代型レプリロイド(New Generation Repliroid)(X8)
多くのレプリロイドのデータを解析して作られた、新型レプリロイド達。アクセルは彼らのプロトタイプにあたる。搭載されているDNAデータのコピーチップによってDNAデータの構築を瞬時に作り変えることで、高い耐ウイルス性能を身に着けているが、そのチップの中にはシグマのDNAデータも含まれており、同時に自分の意思で人間や「旧世代」のレプリロイド達に反乱を起こす事が可能になった。ルミネがイレギュラー化したことを受け、新世代型レプリロイドの製造は一時中止されたが、宇宙開発の隆盛などの事情から新世代型レプリロイドの製造再開を望む声は尽きず、後に厳重なプロテクトを施した上で製造は再開されることとなった。
パワーアップアイテム
特殊アイテム
ライフアップ
入手することで、プレイヤーキャラのライフ上限を伸ばすことができるアイテム。主にハートの形をしている。ステージ上に隠されている、または特殊な方法を用いないと入手できない場所に置かれていることが多い。
バリエーションに、武器エネルギーの最大値を増加させる『ウェポンアップ』も存在する。
サブタンク
入手することで、余分に取得したライフエネルギーを蓄積するようになるアイテム。溜まったエネルギーは任意の時点で使用することで蓄積分だけライフを回復させることができ、またサブタンク自体は何度使用してもなくならない。なお、蓄積したエネルギー、すなわち回復量がライフの回復量の限度を超えていたとしても、一度使用したらエネルギーは全て消費してしまう。
バリエーションに、武器エネルギー用のサブタンクも存在する。
パーツ
ヘッド、ボディ、フット、アームに分かれる。
プレイヤーキャラクター、主にエックスを性能的に強化する装備。ステージ内に隠されたカプセルを発見することで、Dr.ライトより各部位のパーツを一つ授かることができる。強化の傾向としては、アームはバスター性能、フットは機動力(アクション)、ボディは防御力と特殊アクション追加、ヘッドはまちまちである。
バリエーションとして、『アーマー』が存在する。
サポートマシン
ステージ攻略を補助する役割を担う乗用機。
ライドアーマー
大型の有人操作型ロボット。頭が無く、そこに搭乗用のスペースが設けられている。元々は土木作業用だったが、その高い戦闘力から戦闘へも転用される。後に研究の結果、戦闘用のライドアーマーも開発された。作品ごとに様々な性能のライドアーマーが登場している。
搭乗中はダメージを受けないが、ライドアーマー独自のライフエネルギーが設定されており、ライフが無くなると爆発する。トゲの上やマグマの中などの危険地帯も移動可能。
各シリーズ作品に登場したライドアーマー
土木作業用ライドアーマー (X)
全てのライドアーマーの元となったマシン。そのパワーと装甲は戦闘にも充分に通用する。強力なパンチで攻撃する。VAVAが使用するライドアーマーはこれを改造したもので、桁違いの破壊力とあらゆる攻撃が効かない強固な装甲を誇る。
VAVA専用ライドアーマー (イレギュラーハンターX)
VAVAモード時に登場するVAVAの専用ライドアーマー。Xが同作品で搭乗する土木作業用ライドアーマーよりも高い攻撃力を持つ。また強力な機関銃を装備しており遠距離からの攻撃も出来るが、ダメージのみならず移動や攻撃をするだけでエネルギーを消費するため、長時間の使用は不可能。武器エネルギーを取ることで、僅かながら活動時間を延長することもできる。
ライドアーマー typeEG-2custom 通称「ラビット」 (X2、サイバーミッション、ソウルイレイザー)
鉱山採掘用ライドアーマー。両腕に4本の回転式ニードルを付けたドリルハンドを装備し、背中にホバリング用の強化バーニアが取り付けられている。攻撃はパンチに加え、ボタンを押しっぱなしにすることで腕のドリルハンドが回転し、攻撃判定を保ったまま待機する。そしてボタンを離すことで突進しながらパンチを繰り出す。通常の土木作業用よりも、戦闘能力は非常に高いといえる。
ライドアーマー「キメラ(カンガルー,ホーク,フロッグ)」 (X3)
VAVA専用ライドアーマー「DRA-00」/「ブラウンベア」 (X3)
詳細はロックマンX3のVAVA専用機を参照。
名称不明 (ソウルイレイザー)
敵としてのみ登場するライドアーマーで、ラビットのボディにホークの腕を取り付けたようなデザイン。ライドロイドGが搭乗しており、移動せずにミサイルで攻撃する。
レプリフォース製ライドアーマー「ライデン」/「イーグル」 (X4, X5, X6)
X5:ライデンは前作のものと同様。イーグルは、敵としてのみ登場する強化版の「イーグルG」が登場。コクピット部分にはシグマの顔が存在する。装甲強度はやや低下したが、新たに大型シールドを装備している。攻撃は単発のショットのみ。
X6:ライデンのみ登場。吊り天井に挟まれても潰されない。なお本作では敵は使用してこない。
ライドアーマー「ゴウデン」/「ライデンⅡ」 (X7)
プレイヤー用の上記2種類の他、敵専用の2種類が存在する。
ライドアーマー「サイクロプス」/「ゴーレム」 (X8)
ゴーレムはサイクロプスのオミット版で、敵も使用する。また、その他に敵専用ものが2種類存在。
ライドチェイサー
高速で移動するために用いられるバイク型のマシン。走る際に地面から少し浮遊することで、高速走行を実現している。直線を疾走するのには向いている分、ステアリング性能は低く、方向転換などが苦手である。ライドアーマーと異なり 、搭乗中のダメージは、搭乗者がそのまま受ける。
各シリーズ作品に登場したライドチェイサー
ライドチェイサーADU-T400 turbo 「チェバル」 (X2)
最初に登場したライドチェイサー。エネルギー弾による攻撃や、ターボエンジンの連続使用が可能。ただし衝撃に弱いのが欠点で、障害物に衝突すると簡単に壊れてしまう。
名称不明(ソウルイレイザー)
外見がチェバルに似ているマシンだが、エネルギー弾ではなく、前面にブレード(アディオンのドライブブレード状のもの)を発生させての接触により敵を破壊する。ダッシュ及びターンは不可能。
アディオン/ハーネット (X4, X5)
アディオンはチェバルをケイン博士がフルチューンした後継機であり、高性能すぎるため当時イレギュラーハンターの部隊長にのみ支給された。エネルギー弾に加え、新たに採用された反重力ドライブにより周辺の空間を歪めることで、触れるものを切り裂きながら破壊する「ドライブブレード」を装備している。
ハーネットはイレギュラーハンター側からアディオンの技術提供を受けたレプリフォースが海軍のために配備したアディオンのデチューンタイプで、一般兵士でも操縦可能だが、性能は劣り、ドライブブレードも使えない。
大型ライドチェイサー (X7)
名称不明。作中では単に「ライドチェイサー」と呼ばれる。アディオンよりも大型化されているのが特徴。ドライブブレードは廃されたが、より緻密なスピード調整が可能になり、ショットにチャージ機能も追加された。全体のデザインはハチドリがモチーフ。
シリウス/バリウス/ケルピー (X8)
シリウスは入り組んだ空間を飛び回れるように小型化・高機動化され、バーニアによって地面ではなく空中を高速飛行するライドチェイサー。狭いビル群の中を逃走するギガボルト・ドグラーゲンの追跡に使用された。
バリウスは雪原や砂漠等の足場の悪い地形に適した、従来と同様のバイク型ライドチェイサー。搭乗者によってショット性能が異なる。ケルピーは敵のガードロイドが使用するバリウスの量産型で、機動力はバリウスと同等だが、ショットは使用できない。
名称不明(イレギュラーハンターX)
ステージ上には登場せず、ゲームに収録されたムービーと、X編のエンディングにのみ登場。
設定補足
レプリロイドの製作者
エックスを製作したのはDr.ライトであると判明している。そして同じくDr.ライトが製作したロックマンとは、外見や能力に通ずるものはあるがあくまで別のロボットである。
ゼロの製作者は当初は出生が不明瞭であったが、後にDr.ワイリーにより製作されたことがカプコンの公式攻略本にて判明する。
シリーズ初期は、シグマをはじめ大勢のレプリロイドは、Dr.ケインが製作したこととなっている。しかし、シリーズの時代が進むにつれ、レプリロイドがレプリロイドを製作する例も登場し始める(初出は『X3』のDr.ドップラーによるナイトメアポリス2体の製作)。シリーズ中に登場する大多数のレプリロイドの製作者については、未だに不明の場合が多い。
ウイルスの定義
本シリーズには「シグマウイルス」という名のコンピュータウイルスがしばしば登場する。これはハンター時代のシグマがゼロと戦ったときに感染したウイルス(ロボット破壊プログラム)が、シグマ自身を媒介として誕生したものである。『X2』で初めて作中に登場し、以後イレギュラー発生の最大の要因としてストーリー中にその名が頻出する。後にゲイトの手によって、これを利用した「ナイトメアウイルス」などの派生種も生み出された。
DNAデータ
全てのレプリロイドが持つプログラムデータ。その名の通り、遺伝子のようにレプリロイドによって、構造は千差万別である。本来の活用方法は不明であるが、ゼロの特殊能力「スキルラーニングシステム」は、倒した相手のDNAデータを解析して習得している。また、アクセルや新世代レプリロイドは、自身のDNAデータを解析済みの別のレプリロイドのデータに組み換えてそのレプリロイドに変身し、そのレプリロイドの持つ能力を扱う事ができる。
ダイバ いそべ シーアル ミュート メドレー チェンジ プロミ らんぶー キンシ トラッ ライター リモート サモエー セーブル マットレス ピナツボ ママ 大莢種 ゾーン デーモン ラミネート かむかむ ユー わらび リュージュ ネーション ターバン プリス ザック ドラドン リロート かみのく トーク フェナ メンター マトン ステビア リペア スナップ ツイスト ズー シング おにぎり デタント ほくとし ファイ マダム セオリ フィット マガダ
X6でゲイトがゼロのDNAデータをもとに、「ナイトメアウィルス」と「ハイマックス」を制作。X7ではシグマがレッドアラートを操っていた裏でエックスのDNAデータを欲したり、上述のように新世代レプリロイドに関わったりと、シリーズが進むに連れ、存在感が増し、重要なキーワードとなっている。また、一体ごとに違うデータではあるが、ゲイトがゼロのDNAデータをもとにシグマウィルスを復活させたことから、この2つのデータには、何らかの共通点があると思われるが、詳細は不明。