完全骨折
完全骨折とは骨が完全に連続性を失っている状態を指す。一般的な骨折とはこの完全骨折を意味する。
不全骨折
不全骨折とは、何らかの理由により骨が連続性を完全に失わない状態の骨折を指す。いわゆる骨にひびが入っている状態である亀裂骨折や、緻密層以下の部分が離断しているにも関わらず骨膜に損傷がないため、外形的には変化が見られない骨膜下骨折などがこの不全骨折の典型例である。
開放性による分類 [編集]
閉鎖骨折(単純骨折)
閉鎖骨折とは骨折部が体外に開放されていない状態の骨折を指す。複雑骨折に対比して単純骨折とも呼ばれる。この場合、骨折部に細菌が感染する危険性が低い為、筋骨格系の治療のみとなる。
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開放骨折(複雑骨折)
開放骨折とは骨折部が体外に開放されている状態の骨折を指す。この場合、露出することにより骨折部に細菌感染が起こる可能性がある為、治療が複雑となることから複雑骨折と呼ばれることもあるが、複雑に骨折している(複数箇所の離断が見られる)と誤解されることも多いため、開放骨折の語が用いられることが多い。この場合、筋骨格系の治療のみならず、感染に対する治療も行われる。
骨折線の数による分類 [編集]
単独骨折
単独骨折とは一つの骨が一箇所でしか離断していない状態(骨折線が一つしかない状態)の骨折を指す。なお、複数の骨が骨折していたとしても、一つの骨につき一箇所しか離断していなければ単独骨折である。
複合骨折(重複骨折)
複合骨折とは一つの骨が複数箇所で離断している状態(骨折線が複数存在する状態)の骨折を指す。一般的には複雑骨折と混同されることもあるが、前述の通り、複雑骨折とは開放性を持つ骨折を意味している。重複骨折と呼ばれることもある他、特に細かく離断している場合には粉砕骨折と呼ばれることもある。